XM 証拠金
XMの証拠金とは、
取引をするための資金担保のことで
取引量により金額が変わります。
また担保以外にも、手元に大きな資金がなくても大きな取引が可能です。
例えば米ドル/円のレートが「1ドル=100円」で、
1,000Lot分すなわち10万円分の取引をするときに、
手元に資金が1万円しかなくても10万円の取引が可能です。
これは少ない資金で大口取引が出来るレバレッジがあるためで、
レバレッジは手元にある資金を超えた金額の取引をすることで、
レバレッジをかけるための資金となります。
例えばXMだと最大で888倍ものレバレッジが出来るため、
少ない資金からでも大口取引が出来ます。
また、口座を解約した場合に、
解約の時に口座へ残っている残高の払い戻しは出来ますが、
取引で支払った分は返金されません。
証拠金は1回の取引ごとに求められる資金担保で、
ポジション決済後に残っている口座の残高が得られた資産となります。
XMで証拠金不足になると、
証拠金維持率が低下するのでメッセージでの警告があり
最悪取引も強制終了させられます。
維持率が低下した時に受ける警告には、
マージンコールが維持率50%で発生しこの場合は継続可能ですが、
維持率0%またはマイナスになるとゼロカットになって強制終了となります。
例えマイナスになってもゼロカットシステムがあるので
借金をするリスクはないですが手元の資金はゼロになります。
マージンコールは、口座へ追加の現金またはクレジットを入れて、
有効なマージンを増やすことを促す警告で維持率が50%を下回ると出ます。
維持率が20%を切るとロスカットになり、
ゼロカットは急な値動きで維持率20%で
ロスカットが間に合わなかった場合に起きます。
マージンが不足したときは追加入金・ポジション決済のどちらかで対処可能で、
追加入金をすると有効なマージンが増えるので維持率が上がります。
ただ、追加入金で多くの資金が失う可能性もあるのでこれは慎重にしないといけません。
保有中のポジションが多い時には、決済(損切り)をすると
有効なマージンが増えるので維持率を50%以上に引き上げられる可能性もあります。
含み損が膨らんでしまいロスカットになる可能性があると判断したら、
ポジションを全て決済するのも有効です。
XMで有効証拠金がマイナスになった口座はゼロカットの対象になります。
証拠金にはいくつかありますが
有効証拠金は残高+クレジット±評価損益(含み損or含み益)の合計です。
残高がマイナスでもボーナスや評価損益を加味して
有効証拠金がプラスになっている場合はゼロカットにはなりません。
例えば残高5万円でクレジット5万円の状態で、
ポジションAとポジションBを保有しているとき、
ポジションAが含み損10万円までスリッページした後に強制決済となり、
ポジションBで5万円の含み益を出して保有中となります。
強制決済をされたポジションAの口座は
残高はマイナス5万円・クレジット5万円・含み損10万円となり、
有効証拠金は10万円でプラスとなってロスカットは行われません。
この時に追加入金をしてもゼロカットにはならず、
例えば1万円の入金をしてもマイナス4万円になるだけです。
ゼロカットを早くしてほしいときは、
追加入金すれば口座に反映されるタイミングでゼロカットになります。
追加入金からはマイナス残高分は差し引かれません。
一旦、マイナス残高がゼロにリセットされて、
追加入金額が全て口座へ反映されます。
マイナス残高5万円の口座へプラスになるように
10万円を追加入金した場合だと、そのままマイナス分がリセットされて
口座残高は10万円となります。
かわせ太郎
2012年に専業になりました。
なんとか生き残っています。
○○ショックを遠い目で見るようになってからが本番、な為替人生。
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