GemForexの証拠金の仕組みは?
どうやって計算される?
ロスカットされるのはどんなとき?
FXは外国為替証拠金取引の略ですので、海外FXにかぎらず証拠金を置いて取引をおこないます。
これを担保にすることで、実際の資金量にレバレッジをかけた取引を行うことになります。
国内のFX事業者の場合、金融庁による規制のため、レバレッジは最大で25倍までしかかけられません。
ですがGemForexでは、口座残高が200万円になるまでは、1000倍の取引が可能となっています。
(口座残高200万円以上ではレバレッジは500倍)
必要証拠金は以下の計算式で表されます。
必要証拠金 = 市場価格 × 取引通貨量 ÷ レバレッジ
例えばドル円の為替レートが1ドル135円のときに、10万通貨保有したとすると、必要な額は、
13,500円 = 135円 × 10万通貨 ÷ 1000倍
となります。
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また、自分の口座にある証拠金と含み損益を合わせた金額を、有効証拠金と呼びます。
例えば、口座に10万円の証拠金があるとして、
これに3万円の評価益が載っている場合、有効証拠金は13万円となりますが、
逆に3万円の評価損を抱えている場合、有効証拠金は7万円となります。
有効証拠金の必要証拠金に対する比率を証拠金維持率と言います。
計算式としては、
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
となります。
例えば、13500円の証拠金を持っていたとすれば、先ほどの1ドル135円の10万通貨のドル円ロングポジションを持ったとき、
証拠金維持率 = 13500 ÷ 13500 × 100 = 100%
となります。
このポジションを持ったまま、為替レートが1ドル135.10銭になったとき、
有効証拠金 = 13,500 + (135.10 - 135) × 10万 = 23,500
必要証拠金 = 135.10 × 10万 ÷1000 =13,510
となるので、
証拠金維持率 = 23,500 ÷ 13,510 × 100 = 173.9%
となります。
逆に、このポジションを持ったまま、為替レートが1ドル134.90銭になったときは、
有効証拠金 = 13,500 + (134.90 - 135) × 10万 = 3,500
必要証拠金 = 134.90 × 10万 ÷1000 = 13,490
となるので、
証拠金維持率 = 3,500 ÷ 13,490 × 100 = 25.9%
となります。
FXの事業者は、この証拠金維持率の数字を見ながら、強制決済・ロスカットする水準を決めています。
国内の事業者だと大体50%あたりを置いているところが多いです。
一方、海外のFX事業者はどこも20%としています。
GemForexもその例外ではありません。
証拠金維持率が20%以下になると強制的にロスカットされます。
先ほどの例でいうと、もう少し円高が進んで1ドル134.89円まで来ると、維持率が20%を切ってきますので、ロスカットされます。
ただし、国内のFX事業者とは異なり、損失が証拠金を超えても、追加で資金を求められる「追証」はありません。
ゼロカットシステムを採用しているためです。
ロスカットが間に合わず損失額が口座にある額を超えてもその分はGemForexxが負担します。
なので、口座残高以上の損失は発生しません。
かわせ太郎
2012年に専業になりました。
なんとか生き残っています。
○○ショックを遠い目で見るようになってからが本番、な為替人生。
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